40代で転職エージェントに断られた…もう無理?原因と次にやること

目次

40代で転職エージェントに断られた…もう転職できない?原因と立て直し方を解説

転職エージェントに登録したのに、

「現在ご紹介できる求人がありません」

「ご希望に沿ったサポートが難しい状況です」

そんな連絡が届いて、かなり落ち込んでいませんか?

せっかく転職しようと決心したのに、最初の段階で断られてしまうと、

「やっぱり40代だから厳しいのか……」

「自分には市場価値がないのでは?」

「今の会社を辞めたら、次の仕事が見つからないのでは?」

と不安になりますよね。

さらに、

「別の転職エージェントに登録しても、また断られるのでは?」

と思ってしまうと、転職活動そのものを続けるのが怖くなるかもしれません。

ですが、転職エージェントに断られたからといって、

40代だから転職できない

あなたを必要とする会社がない

と決まったわけではありません。

転職エージェントには、それぞれ得意な年代・職種・年収帯・地域があります。

また、登録時の希望条件や職務経歴の伝え方によっても、紹介される求人は変わります。

つまり、

1社の転職エージェントに断られた結果だけで、

自分の転職可能性まで判断する必要はありません。

大切なのは、

「なぜ断られたのか」

を冷静に整理することです。

この記事では、

  • 40代で転職エージェントに断られるのは珍しいことなのか
  • 転職エージェントに断られる主な理由
  • 「市場価値がない」と決めつける前に確認したいこと
  • 断られたあとに転職活動を立て直す方法

を順番に解説します。

一度断られたとしても、そこで転職活動が終わるわけではありません。

まずは、今の状況を一つずつ整理していきましょう。


第1章|40代で転職エージェントに断られた…これって珍しいこと?

転職エージェントに断られると、

「自分だけなのでは?」

と思ってしまうかもしれません。

ですが、転職エージェントのサポートを十分に受けられないケースは、

年齢だけでなく、職種・地域・希望条件・年収帯など、

さまざまな条件によって起こります。

また、実際には「登録そのものを拒否された」というより、

  • 紹介できる求人がないと言われた
  • 面談まで進まなかった
  • 「サポートが難しい」と連絡が来た
  • 登録後、ほとんど求人紹介がない
  • 希望条件に合う案件がないと言われた

といった形もあります。

転職エージェントは「誰にでも求人を紹介できるサービス」ではない

転職エージェントは、求職者と企業の間に入り、

「この人ならこの企業に合いそうだ」

と判断した求人を紹介するサービスです。

そのため、

あなたの経歴に問題がなくても、

その転職エージェントが持っている求人と条件が合わなければ、

紹介されないことがあります。

例えば、

「製造業で20年以上働いてきた40代」

という人が、

若手IT人材を中心に扱っている転職エージェントへ登録した場合。

その人自身に問題がなくても、

エージェント側が紹介できる求人をほとんど持っていない可能性があります。

逆に、

製造業・管理職・ミドル層などを多く扱うサービスであれば、

結果が変わることもあります。

「断られた=転職できない」ではない

ここで一番気をつけたいのは、

転職エージェントに断られたことと、

転職できないことを同じ意味にしないことです。

転職エージェントは、転職先を探す方法の一つにすぎません。

転職サイトから直接応募する方法もあれば、

企業の採用ページから応募する方法もあります。

また、別の転職エージェントでは、

あなたの経験に合う求人を持っている可能性もあります。

1社に断られただけで、

「40代だから転職は無理だ」

と判断するのは早すぎます。

まずは、

なぜ今回のエージェントではサポートが難しかったのか

を考えてみましょう。


第2章|「40代だから」は半分正解?転職エージェントに断られる本当の理由

「40代 転職エージェント 断られた」

と検索している方の多くが、一番気になっているのは、

「年齢が原因なのか?」

ということだと思います。

確かに、年齢が求人紹介に影響することはあります。

ただし、

40代だからという理由だけで決まるわけではありません。

実際には、いくつかの条件が重なっているケースが多いです。

理由① 希望条件に合う求人が少ない

転職エージェントは、自社で扱っている求人の中から紹介します。

そのため、

  • 勤務地を限定している
  • 年収を下げたくない
  • 土日祝休みを絶対条件にしている
  • 管理職のみを希望している
  • 転勤不可にしている

など、条件が多くなるほど紹介できる求人は減ります。

特に40代になると、

「これまでと同じ年収を維持したい」

「家族がいるので勤務地は変えられない」

といった条件が増えやすいため、

紹介可能な求人が狭くなることがあります。

これは、

あなたの能力が低いからではなく、

希望条件と求人市場の組み合わせの問題

である可能性があります。

理由② 転職エージェントの得意分野と合っていない

転職エージェントには、それぞれ強みがあります。

例えば、

  • 20〜30代の若手向け
  • 未経験転職向け
  • ITエンジニア向け
  • 製造業向け
  • 管理職・ハイクラス向け
  • 地方転職向け

などです。

若手向けの転職エージェントに40代で登録した場合、

単純に扱っている求人が少ないことがあります。

この場合、

「40代だから断られた」

というより、

そのサービスと自分の条件が合っていなかった

と考えたほうがよいでしょう。

理由③ 経験と希望職種が大きく離れている

40代から未経験職種へ転職したい場合、

求人紹介が難しくなることがあります。

例えば、

製造業で20年働いてきた人が、

「完全未経験でWebマーケティング職へ転職したい」

と希望した場合。

企業側が若手未経験者を中心に採用していれば、

40代未経験向けの求人はかなり限られます。

ただし、ここでも重要なのは、

40代だからすべての未経験転職が無理という意味ではない

ということです。

これまでの経験とつながる職種へ少し方向を変えるだけで、

選択肢が増える場合があります。

例えば、

製造現場の経験があるなら、

  • 生産管理
  • 品質管理
  • 工程管理
  • 技術営業
  • 設備保全

など、これまでの経験を活かせる転職先も考えられます。

理由④ 希望年収と求人の条件が合っていない

40代になると、これまで昇給してきた分、

現在の年収が高くなっていることがあります。

一方で、転職先が必ず同じ年収を提示してくれるとは限りません。

例えば、

現在年収600万円の人が、

未経験職種でも600万円以上を希望している場合。

エージェント側が紹介できる求人を見つけにくくなることがあります。

そのため、

「年収を絶対に下げない」

という条件が本当に必要なのか、一度整理してみることも大切です。

理由⑤ 勤務地域の求人が少ない

東京・大阪などの都市部と比べると、

地方では求人自体が少ない場合があります。

さらに、

  • 特定の市内限定
  • 通勤30分以内
  • 転勤なし

などの条件を追加すると、紹介可能な求人がさらに減ります。

地方で転職する場合は、

大手転職エージェントだけでなく、

地域特化型の転職サービスや求人サイト

も確認したほうが選択肢が広がることがあります。


第3章|「市場価値がない」と決めつける前に確認したい5つのこと

転職エージェントに断られると、

「自分は企業から必要とされないのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

ですが、

1社の転職エージェントから求人を紹介されなかっただけで、

市場価値まで判断することはできません。

まずは、次の5つを確認してみてください。

① 希望職種を狭くしすぎていないか

「絶対にこの職種しか嫌だ」

と決めてしまうと、求人が一気に少なくなります。

もちろん、

やりたくない仕事を無理に選ぶ必要はありません。

ただ、

これまでの経験を活かせる職種を少し広げて考えることで、

求人が見つかることがあります。

例えば、製造業経験者なら、

「機械加工しかできない」

ではなく、

  • 生産管理
  • 品質管理
  • 工程改善
  • 技術指導
  • 設備管理
  • 営業技術

など、

これまでの経験から派生する仕事

まで考えてみる方法があります。

② 年収を下げられない条件にしていないか

転職で最も迷いやすいのが年収です。

家族や住宅ローンがあれば、

「今より年収を下げられない」

と考えるのは自然です。

ただし、

年収だけで求人を絞りすぎると、

選択肢がかなり少なくなることがあります。

例えば、

  • 年収は少し下がるが残業が減る
  • 年収は同じだが休日が増える
  • 最初は年収が下がるが昇給が期待できる

など、

年収以外の条件も含めて判断する

ことが重要です。

③ これまでの経験をうまく言語化できているか

40代の転職では、

「何年働いたか」

だけではなく、

何ができるのか

を伝えることが重要です。

例えば、

「製造業で20年勤務」

だけでは、企業側から見て具体的な強みが分かりません。

一方で、

「加工プログラム作成から加工・測定まで一貫して担当」

「新人教育を担当」

「不良率を減らすため工程改善を実施」

など、

具体的な業務内容まで書くと、評価されやすくなります。

40代は職歴が長いぶん、

経験を整理するだけでも強みが見つかることがあります。


「自分には特別な強みがない」と感じている場合は、

これまでの経験を一度棚卸ししてみるのがおすすめです。

関連記事では、

40代がこれまでの経験から転職で使える強みを見つける方法を詳しく解説しています。

→ 40代の転職で強みがないと感じる人へ|自分の強みを見つける方法

④ 管理職経験だけを強みにしていないか

40代になると、

「課長をしていた」

「リーダー経験がある」

といった役職経験をアピールする人も多いです。

もちろん管理職経験は強みになります。

ただし、企業が知りたいのは、

「役職名」

だけではありません。

例えば、

  • 何人のチームをまとめたのか
  • どんな問題を改善したのか
  • 売上や生産性をどう変えたのか
  • 部下をどのように育成したのか

といった具体的な内容のほうが重要です。

役職名ではなく、

何をしてきたか

まで整理してみましょう。

⑤ 1社の転職エージェントだけで判断していないか

ここが特に重要です。

A社では、

「紹介できる求人がありません」

と言われても、

B社では紹介されることがあります。

理由は単純で、

転職エージェントごとに保有している求人や得意分野が違うからです。

40代の転職では、

「有名な転職エージェントだから大丈夫」

ではなく、

自分の年代・職種・経験に合ったサービスを選ぶことが重要です。

そのため、

1社に断られただけで、

「もう転職は無理だ」

と考える必要はありません。

まずは、

自分の希望条件・経験・利用したサービスの相性

を一度整理してみてください。

ここまで確認すると、

「なぜ求人を紹介されなかったのか」

が少しずつ見えてくるはずです。

次の章では、

40代が転職エージェントに断られやすい具体的なケース

をさらに詳しく見ていきます。

第4章|40代が転職エージェントに断られやすい7つのケース

ここまで読んで、

「自分の場合は何が原因だったんだろう?」

と気になっている方もいると思います。

転職エージェントに断られる理由は1つではありません。

40代の場合は、年齢だけでなく、

希望条件・職歴・勤務地・転職先の方向性

などが重なって、紹介できる求人が少なくなっていることがあります。

ここでは、40代が転職エージェントからサポートを

受けにくくなりやすいケースを7つ紹介します。

ケース① 未経験職種へ大きく方向転換しようとしている

40代で未経験職種へ転職したい場合、

求人紹介が難しくなることがあります。

例えば、

  • 製造業からWebマーケティング
  • 飲食業からITエンジニア
  • 事務職から営業職
  • 営業職からデザイナー

など、これまでの経験と大きく離れた職種を希望しているケースです。

未経験者を採用する企業では、若手を中心に採用している場合もあります。

そのため、転職エージェント側が、

「紹介できる求人が少ない」

と判断することがあります。

ただし、

40代だから未経験転職ができないという意味ではありません。

完全未経験の仕事だけに絞るのではなく、

これまでの経験を少しでも活かせる仕事まで広げて考えることが重要です。

例えば製造業経験者なら、

  • 生産管理
  • 品質管理
  • 工程改善
  • 技術営業
  • 設備保全

など、これまでの知識を使える職種へ広げる方法があります。


ケース② 今より年収を下げたくない

40代になると、これまでの昇給によって年収が高くなっている方も多いです。

そのため、

「最低でも今と同じ年収」

を希望するケースがあります。

もちろん、生活費や住宅ローン、

子どもの教育費などを考えれば、年収を下げたくないのは当然です。

ただし、

現在の会社での年収と、転職市場で評価される年収は必ずしも同じではありません。

特に、

  • 異業種への転職
  • 未経験職への転職
  • 管理職から一般職への転職

では、最初の年収が下がることもあります。

年収を下げる必要があるということではありません。

ただ、

「最低年収600万円」

と固定するより、

「550万円以上なら仕事内容次第で検討」

と少し幅を持たせることで、求人が増える可能性があります。


ケース③ 勤務地を限定しすぎている

40代では、

「家を買っている」

「子どもが学校に通っている」

「親の介護がある」

など、勤務地を簡単に変えられない事情もあります。

そのため、

  • 自宅から30分以内
  • 市内限定
  • 転勤なし
  • 車通勤できる会社のみ

など、条件を絞ることがあります。

ただし、勤務地を限定すればするほど、

求人の母数は少なくなります。

特に地方では、

職種・年収・勤務地をすべて固定すると、

紹介できる求人がほとんどなくなることもあります。

絶対に譲れない条件は残しながら、

どこまでなら通勤できるのか

を一度見直してみるのも方法です。


ケース④ 管理職求人だけを探している

40代になると、

「今まで課長だったから、次も管理職でなければ」

と考える人もいます。

ですが、管理職求人は一般職より数が少なくなります。

さらに、

  • 業界経験
  • マネジメント人数
  • 売上管理経験
  • 採用経験
  • 部下育成経験

など、企業側が細かく条件を設定していることもあります。

そのため、

「管理職経験あり」

だけでは、求人紹介につながらないこともあります。

役職にこだわりすぎず、

これまでの経験を活かせるポジション

まで広げて考えることで選択肢が増える場合があります。


ケース⑤ 希望条件が多すぎる

転職先に求めたい条件を並べると、

  • 年収アップ
  • 土日祝休み
  • 残業なし
  • 転勤なし
  • 自宅から近い
  • 管理職
  • 大手企業
  • 福利厚生が充実

など、いくつも出てくると思います。

どれも魅力的な条件です。

ですが、

すべてを満たす求人だけを探すと、候補はかなり少なくなります。

一度、

「絶対に譲れない条件」

と

「できれば欲しい条件」

に分けてみましょう。

例えば、

絶対条件は、

  • 転勤なし
  • 年収500万円以上

希望条件は、

  • 土日祝休み
  • 大手企業

というように整理します。

これだけでも、求人の探し方が変わります。


ケース⑥ 職務経歴書で強みが伝わっていない

40代は職歴が長い分、

職務経歴書が長くなりやすいです。

しかし、

「1998年入社」

「2005年○○部署へ異動」

「2012年主任昇格」

のように経歴だけを並べても、採用担当者には、

何ができる人なのか

が伝わりにくいことがあります。

大切なのは、

  • どんな仕事を担当していたのか
  • どんな問題を改善したのか
  • どんな成果を出したのか
  • どんな人を育成したのか
  • 何を任せられるのか

まで書くことです。

40代では、

「長く働いてきたこと」より「その経験を次の会社でどう使えるか」

を伝えることが重要です。


転職活動で何社応募しても書類選考を通過できない場合は、

応募数を増やす前に職務経歴書や応募求人の選び方を見直したほうがよいこともあります。

→ 40代の転職は何社応募すればいい?応募しても決まらないときの見直し方

ケース⑦ 若手向けの転職エージェントを利用している

意外と見落としやすいのが、このケースです。

転職エージェントには、

  • 20代中心
  • 第二新卒中心
  • 未経験者中心
  • 30〜40代中心
  • 管理職・ハイクラス中心

など、それぞれ得意な層があります。

若手向けのサービスへ40代で登録すれば、

紹介できる求人が少なくても不思議ではありません。

この場合、

あなたの経歴に問題があるのではなく、

利用したサービスとの相性が悪かった

可能性があります。

1社に断られたからといって、

「40代はどこにも紹介してもらえない」

と考える必要はありません。


第5章|1社に断られても終わりではない|転職エージェントは会社ごとに求人が違う

転職エージェントに断られたあと、

「別のところに登録しても同じでは?」

と思う方もいるかもしれません。

ですが、

転職エージェントはどこを利用しても同じではありません。

扱っている求人も違えば、得意な業界・年代・年収帯も違います。

そのため、

A社では求人を紹介されなかった人が、

B社では複数の求人を紹介されることもあります。

転職エージェントごとに得意な人が違う

例えば、

ある転職エージェントは、

  • 20代
  • 第二新卒
  • 未経験者

を中心に扱っているかもしれません。

一方で別のサービスでは、

  • 40代
  • 管理職
  • 専門職
  • ハイクラス

の求人を多く扱っていることがあります。

さらに、

  • IT
  • 製造業
  • 医療
  • 営業
  • 地方転職

など、業界や地域にも得意・不得意があります。

つまり、

「転職エージェントに断られた」というより、

「そのエージェントでは紹介できる求人がなかった」

という場合もあります。


有名な転職エージェントなら必ず合うわけではない

大手転職エージェントには多くの求人があります。

そのため、最初に登録するサービスとしては利用しやすいです。

ただし、

求人数が多いことと、

あなたに合う求人が多いことは別です。

例えば、

40代で製造業の経験が長いなら、

総合型だけでなく、

製造業やミドル層に強いサービスも確認する価値があります。

地域を限定しているなら、

全国型だけでなく、

地域特化型の転職サービスが合う場合もあります。


1社に断られたときは「違うタイプ」を選ぶ

次に転職エージェントを利用するなら、

同じようなサービスへ何社も登録するより、

得意分野の違うサービスを選ぶ

ほうが効率的です。

例えば、

最初に総合型の転職エージェントを利用して断られたなら、

次は、

  • 40代・ミドル層向け
  • ハイクラス向け
  • 業界特化型
  • 地域特化型

など、違うタイプを確認してみます。

逆に、

ハイクラス向けサービスで求人がなかったなら、

年収条件を少し広げて、総合型のサービスを確認してみる方法もあります。

大切なのは、

「どこでもいいから登録する」のではなく、自分の経歴と合う場所を選ぶことです。


転職エージェントだけに頼り切らない

もう1つ大切なのは、

転職エージェントだけで転職先を探そうとしないことです。

転職先を探す方法には、

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • 企業の採用ページ
  • ハローワーク
  • 知人からの紹介

など、複数あります。

転職エージェントから求人を紹介されなくても、

転職サイトでは応募できる求人が見つかるかもしれません。

つまり、

「エージェントに断られた=応募できる会社がない」ではありません。

転職活動では、探し方を1つに絞りすぎないことも重要です。


第6章|次のエージェントに登録する前に直したい3つのポイント

転職エージェントに断られたあと、

すぐに別のサービスへ登録しても構いません。

ですが、その前に少しだけ準備しておくと、

次のエージェントで紹介される求人が変わる可能性があります。

特に確認したいのは、次の3つです。

① 希望条件を「絶対条件」と「妥協できる条件」に分ける

まずは、転職先に求める条件を書き出してみてください。

例えば、

  • 年収600万円以上
  • 土日祝休み
  • 残業月10時間以内
  • 転勤なし
  • 自宅から30分以内
  • 管理職
  • 大手企業

などです。

次に、

「絶対に譲れない条件」と「できれば欲しい条件」

に分けます。

例えば、

絶対条件

  • 転勤なし
  • 年収500万円以上

できれば欲しい条件

  • 土日祝休み
  • 管理職
  • 大手企業

というように整理します。

こうすることで、

「条件を全部満たす求人」

だけでなく、

自分が現実的に検討できる求人

まで探せるようになります。


② これまでの経験を「役職」ではなく「できること」で整理する

40代の転職では、

「○○会社で20年働いた」

「課長を5年経験した」

だけでは強みが十分に伝わらないことがあります。

次のエージェントに登録する前に、

自分ができることを書き出してみてください。

例えば、

製造業なら、

  • 図面を読める
  • NC・MCの加工経験がある
  • 加工プログラムを作成できる
  • 測定・検査まで担当できる
  • 工程改善の経験がある
  • 新人教育を担当した
  • 現場リーダーを経験した

などです。

営業なら、

  • 新規顧客を開拓した
  • 法人営業を担当した
  • 売上目標を継続して達成した
  • 後輩育成を担当した

といった形です。

大切なのは、

「何年働いたか」ではなく、「何を任せられる人なのか」

を整理することです。


特に製造業で長く働いてきた方は、

「今の会社でしか通用しない経験」と思い込んでいるケースがあります。

ですが、加工・検査・品質管理・工程改善・新人教育など、

別の会社でも活かせる経験は少なくありません。

→ 製造業を辞めたい40代へ|このまま続ける?転職する?後悔しないための判断基準

③ 職務経歴書を40代向けに書き直す

次に見直したいのが職務経歴書です。

40代は経歴が長いため、

すべての仕事を同じ量で書こうとすると、

内容が長くなりすぎます。

そのため、

今後希望する仕事に関係する経験を中心にまとめます。

例えば、

製造業で転職するなら、

  • 使用してきた設備
  • 加工経験
  • 扱った製品
  • 品質管理経験
  • 工程改善
  • リーダー経験
  • 後輩育成

などを具体的に書きます。

可能であれば、

「作業時間を短縮した」

「不良を減らした」

「○人の教育を担当した」

など、成果が分かる内容も入れると伝わりやすくなります。

そして最後に、

「これまでの経験を次の会社でどう活かせるか」

まで書けると、職務経歴書の印象は大きく変わります。


転職エージェントに一度断られたからといって、

そのまま同じ条件・同じ職務経歴書で何社も登録する必要はありません。

一度、

  • 希望条件
  • 自分の強み
  • 職務経歴書

を整理してから次へ進むことで、

紹介される求人が変わる可能性があります。

次の章では、

転職エージェントだけに頼らず、40代が求人を探す方法

を整理していきます。

第7章|転職エージェントだけに頼らない|40代には4つの求人ルートがある

転職エージェントに断られると、

「もう応募できる会社がないのでは?」

と感じてしまうかもしれません。

ですが、転職先を探す方法は転職エージェントだけではありません。

40代の転職では、

1つの探し方に絞らず、複数の求人ルートを使う

ことが大切です。

ここでは、代表的な4つの方法を紹介します。

① 転職エージェントを利用する

転職エージェントのメリットは、

  • 自分に合う求人を紹介してもらえる
  • 職務経歴書の添削を受けられる
  • 面接対策を受けられる
  • 企業との日程調整を任せられる

といったサポートがあることです。

40代になると、

「自分の経験をどのように評価してもらえるのか分からない」

ということも増えてきます。

そのため、

第三者から、

「この経験ならこの仕事が合いそうです」

と提案してもらえるのは大きなメリットです。

ただし、

すでにお伝えしたように、

どの転職エージェントでも同じ求人を持っているわけではありません。

1社に断られた場合は、

自分の年代・職種・年収帯に合う別のサービスを確認してみる方法があります。


② 転職サイトから直接応募する

転職エージェントを利用しなくても、

転職サイトから自分で求人を探して応募できます。

転職サイトのメリットは、

自分のペースで求人を探せること

です。

例えば、

「紹介できる求人がありません」

と転職エージェントに言われた場合でも、

転職サイトを検索すると応募できる求人が見つかることがあります。

また、

エージェント経由では紹介されなかった企業を見つけられる可能性もあります。

一方で、

  • 求人選び
  • 応募書類の作成
  • 面接日程の調整
  • 条件交渉

などは基本的に自分で行います。

そのため、

転職エージェントと転職サイトを併用する方法もあります。


③ 企業の採用ページから直接応募する

気になる会社がある場合は、

企業の公式サイトにある採用情報を確認してみるのも方法です。

企業によっては、

転職サイトや転職エージェントに掲載していない求人を、

自社の採用ページだけで募集していることがあります。

特に、

「以前から興味がある会社」

「これまでの経験を活かせそうな会社」

がある場合は、定期的に採用情報を確認してみる価値があります。

また、

募集要項を見るだけでも、

  • 必要とされる経験
  • 求められる資格
  • 年収帯
  • 年齢層
  • 業務内容

などが分かります。

自分の経験と求人条件のズレを確認する材料にもなります。


④ ハローワークや地域の求人サービスを利用する

地域を限定して転職したい場合は、

ハローワークや地域特化型の求人サービスも選択肢になります。

特に地方では、

全国型の転職エージェントでは扱っていない企業の求人が見つかることがあります。

例えば、

  • 地元企業
  • 中小企業
  • 製造業
  • 建設業
  • サービス業

などです。

「自宅から通える範囲で働きたい」

という条件がある場合は、

全国型サービスだけでなく地域の求人も確認してみましょう。


1つの方法だけで「転職できない」と判断しない

40代の転職では、

転職エージェントだけに頼っていると、

紹介されなかった時点で選択肢がなくなったように感じてしまいます。

ですが実際には、

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • 企業の採用ページ
  • 地域の求人サービス

など、複数の方法があります。

大切なのは、

1つのサービスから断られた結果だけで、転職市場全体を判断しないことです。

探し方を変えれば、

今まで見えていなかった求人が見つかる可能性があります。


第8章|40代は「何社登録するか」より「自分に合う転職サービスを選ぶ」

転職エージェントに断られると、

「とりあえず10社くらい登録したほうがいいのでは?」

と考える方もいるかもしれません。

ですが、

むやみに登録数を増やす必要はありません。

40代の転職で重要なのは、

何社登録したかではなく、自分に合うサービスを選べているか

です。

まず確認したいのは「対象年代」

最初に確認したいのは、

その転職サービスがどの年代を対象にしているかです。

例えば、

  • 20代・第二新卒中心
  • 30〜40代中心
  • ミドル層向け
  • 管理職・ハイクラス向け

などがあります。

40代で利用するなら、

ミドル層の転職実績や求人があるサービスを確認してみましょう。

若手向けサービスへ何社登録しても、

紹介できる求人が少なければ、同じ結果になる可能性があります。


次に「得意な職種・業界」を確認する

次に見るべきなのは、

自分の経験してきた業界や職種に強いかどうかです。

例えば、

  • 製造業
  • IT
  • 営業
  • 管理職
  • 医療
  • 建設
  • 事務

などです。

40代では、

これまでの経験を活かせる求人を探したほうが、

企業側にも採用する理由が伝わりやすくなります。

そのため、

単純に求人数だけを見るより、

自分の経験に合う求人を扱っているか

を確認することが重要です。


希望年収とサービスの対象年収を合わせる

転職サービスによっては、

特定の年収帯に強いものがあります。

例えば、

管理職や専門職を中心に扱うサービスでは、

比較的高い年収帯の求人が多い場合があります。

一方で、

幅広い職種を扱う総合型サービスでは、

さまざまな年収帯の求人があります。

自分が、

「年収を維持したい」

のか、

「年収よりも働き方を変えたい」

のかによっても選ぶサービスは変わります。

まずは、

自分が何を優先して転職したいのか

を整理しておきましょう。


地域も重要な判断材料

地方で転職する場合は、

その地域の求人をどれだけ扱っているかも重要です。

全国的に有名な転職サービスでも、

地域によって求人数に差があることがあります。

逆に、

地域特化型の転職サービスのほうが、

地元企業とのつながりが強いケースもあります。

勤務地を限定する場合は、

「全国的に有名だから」だけで選ばない

ことがポイントです。


1社に断られたら「違う強みを持つサービス」を見る

もし最初の転職エージェントに断られたなら、

次は同じ特徴のサービスではなく、

違う強みを持つサービスを確認してみましょう。

例えば、

  • 総合型で断られた
    → ミドル層・業界特化型を確認する
  • ハイクラス型で紹介がなかった
    → 年収帯が幅広い総合型を確認する
  • 全国型で求人が少なかった
    → 地域特化型を確認する

という考え方です。

大切なのは、

「自分がダメだった」と考えるのではなく、

「サービスとの相性はどうだったか」を見直すことです。

転職サービスにはそれぞれ役割があります。

自分の経歴や希望条件に合う場所を選ぶことで、

見つかる求人が変わることがあります。


第9章|40代で転職エージェントに断られても、そこで転職活動を終わらせなくていい

転職エージェントに登録して、

「ご紹介できる求人がありません」

と言われたら、

落ち込むのは当然だと思います。

特に40代になると、

「年齢的にもう遅いのでは?」

「今の会社を辞めたら次がないのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

ですが、

転職エージェントに断られたことと、転職できないことは同じではありません。

今回の記事でお伝えしてきたように、

求人を紹介されなかった理由には、

  • 希望条件が狭い
  • 希望年収が合っていない
  • 未経験職を希望している
  • 勤務地域の求人が少ない
  • 職務経歴書で強みが伝わっていない
  • 転職エージェントの得意分野と合っていない

など、さまざまな可能性があります。

つまり、

「40代だから」という1つの理由だけで決まっているとは限りません。

まずは3つだけ見直してみる

転職活動をやり直すなら、

最初にすべてを変える必要はありません。

まずは、

  1. 希望条件を整理する
  2. 自分ができることを書き出す
  3. 自分の年代・職種に合う求人サービスを確認する

この3つから始めてみてください。

これだけでも、

次に探す求人の範囲が変わることがあります。


今の会社しかない、と決める必要はない

一度転職エージェントに断られると、

「もう今の会社に残るしかない」

と思ってしまうことがあります。

ですが、

1社の結果だけで、

今後の働き方を決める必要はありません。

転職エージェント以外にも、

  • 転職サイト
  • 企業への直接応募
  • 地域求人
  • 別の転職エージェント

という選択肢があります。

今すぐ会社を辞める必要もありません。

働きながら求人を確認し、

自分の経験を必要としてくれる会社があるかを探すこともできます。


40代は「これまでの経験」をどう使うかが重要

40代の転職では、

20代と同じように、

「これから何でも覚えます」

だけでは評価されにくいことがあります。

その代わり、

これまで働いてきた中で身につけた、

  • 専門知識
  • 現場経験
  • トラブル対応
  • 後輩指導
  • 顧客対応
  • 改善経験
  • マネジメント経験

などがあります。

自分では、

「こんなことは普通」

と思っている経験でも、

別の会社では求められていることがあります。

大切なのは、

これまでの経験を「次の会社で何に使えるか」という形に変えて伝えることです。


転職エージェントに断られたことは、

転職活動の終了ではありません。

むしろ、

「今の探し方や条件を見直すタイミング」

と考えることもできます。

一度断られた結果だけで、

自分の可能性まで決めつける必要はありません。

これまでの経験を整理し、

条件を見直し、

自分に合う方法で求人を探していきましょう。

「今の会社しかない」と思っていた状態から、選べる状態に変えること。

それが、40代の転職活動でまず目指したい一歩です。

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この記事を書いた人

はじめまして、miuraと申します。
40代の会社員で、現在は転職に関する情報を発信しています。
このブログでは、実体験をもとに、転職活動で役立つ情報を発信しています。お気軽にご覧ください!

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