40代で転職したいけど在職中で時間がない|忙しくても止めない転職活動の進め方
「転職したい」と思っているのに、今日も何もできなかった。
朝は出勤の準備に追われ、昼間は仕事で手いっぱい。
帰宅するころには疲れ切っていて、
転職サイトを開いても求人を数件見ただけでスマホを閉じてしまう。
休日こそ職務経歴書を書こうと思っていたのに、
家の用事や家族との予定で1日が終わった。
そんな毎日が続いて、
「40代なのに、このペースで転職活動をしていて大丈夫なのだろうか」
「このままでは何年経っても会社を辞められないのでは?」
と焦っていないでしょうか。
在職中の40代は、転職活動だけに時間を使えるわけではありません。
仕事では任される業務が増え、残業や急な対応もあります。
家庭があれば、家事や子育て、家族との時間も必要です。
さらに、仕事が終わったあとに求人を探したり応募書類を作ったりするのは、
想像している以上に疲れます。
そのため、
「転職したい気持ちはあるのに、転職活動が進まない」
という状態になりやすいのです。
ですが、ここで大切なのは、
時間ができるのを待たないことです。
毎日2時間、3時間と転職活動に使えなくても問題ありません。
求人を見る、1社保存する、職務経歴書を少し直す。
こうした小さな作業を積み重ねれば、
在職中でも転職活動は進められます。
この記事では、
- 40代の在職中転職で時間がなくなる理由
- 忙しくても転職活動を止めない考え方
- 会社を辞めてから転職活動したほうがいいのか
- 限られた時間で求人探しや応募を進める方法
- 面接時間をどう確保するか
まで、順番に解説します。
「時間がないから転職できない」と諦める前に、
まずは今の生活の中でできる方法を探していきましょう。

1.40代の転職活動は「時間ができてから」ではいつまでも始まらない
「仕事が少し落ち着いたら転職活動を始めよう」
「今月は忙しいから、来月から求人を探そう」
「次の連休で職務経歴書を書こう」
このように考えて、転職活動を先延ばしにしていないでしょうか。
在職中で転職を考えている40代にとって、
この考え方は少し注意が必要です。
なぜなら、
待っていても、まとまった時間ができるとは限らないからです。
40代になると、仕事では若手のころより責任が増えている人も多くなります。
急な残業やトラブル対応が入ることもありますし、
部下や後輩のフォローを任されることもあります。
家庭では、子どもの予定や家事、親のことなど、
自分だけでは調整できない予定も増えてきます。
そのため、
「暇になったら転職活動を始める」
という考え方では、いつまで経っても動き出せない可能性があります。
転職活動は「まとまった時間」がなくても進められる
転職活動と聞くと、
- 求人を何十件も見る
- 職務経歴書を完成させる
- 何社も応募する
- 面接対策をする
など、まとまった時間が必要なイメージがあるかもしれません。
ですが、すべてを一度にやる必要はありません。
例えば、
今日は求人を3件見る。
明日は気になる求人を1件保存する。
別の日に職務経歴書を10分だけ直す。
これでも立派な転職活動です。
重要なのは、
「転職活動をする日」と「しない日」に分けないことです。
10分でも15分でも進められれば、1か月後には大きな差になります。
「毎日やる」より「止めない」ことを意識する
仕事が忙しい40代の場合、毎日転職活動を続ける必要はありません。
疲れている日は何もしなくても大丈夫です。
ただし、
「今週は忙しいから何もしない」
「今月は無理だから来月から始める」
と完全に止めてしまうと、再開するときの負担が大きくなります。
そこでおすすめなのが、
転職活動を完全に止めないことです。
例えば、
- 通勤中に求人を1件見る
- 昼休みに気になる求人を保存する
- 夜10分だけ職務経歴書を見直す
- 休日に30分だけ応募先を整理する
この程度でも構いません。
「今日は転職活動ができなかった」と考えるのではなく、
「今日は何ならできるか」
で考えるほうが、在職中の転職活動は続けやすくなります。
2.仕事・家族・疲労…40代の在職中転職に時間がない5つの理由
転職したいと思っているのに行動できないと、
「自分は意志が弱いのでは?」
「本気で転職したいと思っていないのかもしれない」
と考えてしまう人もいます。
ですが、40代で在職中の場合、転職活動の時間が取れないのは珍しいことではありません。
まずは、なぜ時間がなくなっているのか整理してみましょう。
1.仕事の責任が増えている
40代になると、仕事で任される範囲が広がっている人も多いでしょう。
若手のころのように、自分の仕事だけ終われば帰れるとは限りません。
例えば、
- 部下や後輩のフォロー
- トラブル対応
- 管理業務
- 会議や打ち合わせ
- 急な残業
などが増えると、予定どおり帰宅できない日も出てきます。
「今日は帰ってから求人を探そう」
と思っていても、帰宅したころには21時、22時ということもあります。
この状態で毎日転職活動を続けるのは、簡単ではありません。
2.家族の時間も必要になる
40代は、家庭での役割が増えやすい年代でもあります。
子どもがいれば、
- 送迎
- 学校行事
- 食事
- 家事
- 休日の予定
などがあります。
また、親のことや家族の用事などが増える場合もあります。
転職活動だけを優先できないため、
「休日にまとめてやろう」
と思っていても、思うように時間が取れないことがあります。
3.帰宅後は疲れて集中できない
時間そのものより、
気力が残っていない
という人も多いです。
仕事で8時間以上働き、通勤して帰宅したあとに、
求人票を読み比べたり、職務経歴書を修正したりするのはかなり負担です。
転職サイトを開いても、
「今日はもう頭が回らない」
となってしまうこともあるでしょう。
これは珍しいことではありません。
そのため、転職活動では時間だけでなく、
どの時間帯なら頭が動くのか
も考える必要があります。
4.求人探しに時間を使いすぎている
転職サイトを開くと、求人は大量に出てきます。
何となく検索していると、
30分、1時間と見続けてしまうこともあります。
しかし、
たくさん求人を見たからといって、
転職活動が進むとは限りません。
条件を決めずに求人を見続けると、
「これも違う」
「こっちも微妙」
と比較するだけで時間が終わってしまいます。
時間がない人ほど、
見る求人を減らす工夫
が必要です。
この具体的な方法は、後半で詳しく紹介します。
5.転職活動のすべてを一人でやろうとしている
意外と大きいのが、この部分です。
転職活動には、
- 求人検索
- 企業研究
- 応募先選び
- 履歴書作成
- 職務経歴書作成
- 応募
- 面接日程の調整
- 面接対策
など、たくさんの作業があります。
これを仕事や家庭と並行してすべて一人でやろうとすると、
時間が足りなくなるのは当然です。
そこで今後は、
「自分でやる必要がある作業」と「人やサービスに任せられる作業」
を分けて考えることも大切になります。
時間を増やすことが難しいなら、
やることを減らす。
これが、在職中の40代が転職活動を続けるうえで重要な考え方です。
3.転職活動のために先に会社を辞めるべき?40代ほど慎重に考えたい理由
「在職中では時間がなさすぎる」
そう感じると、
「いっそのこと会社を辞めてから転職活動したほうがいいのでは?」
と思うこともあるでしょう。
確かに、退職すれば転職活動に使える時間は増えます。
平日の昼間に求人を探したり、面接へ行ったりすることも簡単になります。
ただし、
時間がないという理由だけで先に会社を辞めるのは慎重に考えたほうがいいです。
会社を辞めると時間は増えるが、別の焦りが生まれる
退職後は、当然ですが給与が入らなくなります。
貯金が十分にあれば問題ない場合もありますが、
転職活動が長引くと、
「そろそろ決めないと生活費が厳しい」
という焦りが出てくることがあります。
すると本来なら選ばなかった求人でも、
「とりあえずここでいいか」
と妥協してしまう可能性があります。
特に40代の場合、
住宅ローンや家族の生活費など、毎月の支出が大きい人も少なくありません。
そのため、
転職活動の時間を確保するためだけに退職する
という判断はおすすめしにくいです。
在職中なら「辞めなくてもいい」という余裕がある
在職中に転職活動をする大きなメリットは、
今の収入を維持したまま次の会社を探せることです。
例えば応募した会社が自分に合わなければ、
無理に転職する必要はありません。
条件が悪ければ断ることもできます。
つまり、
「転職しなければ生活できない」という状態になりにくい
ということです。
この余裕は、転職先を選ぶうえで非常に大切です。
特に40代は、
「早く転職先を決めること」
よりも、
「次の会社で長く働けるか」
を重視したほうがよい場合があります。
焦って決めた結果、
「前の会社のほうがまだ良かった」
となってしまっては意味がありません。
ただし、無理をして働き続ける必要もない
一方で、
どんな場合でも在職中に転職活動を続けるべき、というわけではありません。
例えば、
- 仕事のことを考えるだけで眠れない
- 食欲が落ちている
- 朝になると会社へ行くのが非常につらい
- 休日も仕事のことばかり考えてしまう
- 明らかに体調が悪くなっている
といった状態なら、
転職活動より先に休むことを考えたほうがいい場合もあります。
大切なのは、
「在職中か退職後か」ではなく、自分が安全に転職活動を続けられる状態かどうかです。
時間がないだけなら、まずは会社を辞めるのではなく、
転職活動のやり方を小さくすること
から考えてみましょう。
次の章では、
忙しい40代でも転職活動を進められるように、やることを5つに分ける方法
を具体的に紹介します。
4.平日30分でも進む|40代の転職活動を「5つの作業」に分解する
転職活動が進まない人ほど、
「転職活動をしなければ」
と大きく考えすぎてしまうことがあります。
しかし実際には、転職活動はいくつかの作業に分けることができます。
在職中で時間がない40代は、
全部を一度にやろうとしないこと
が大切です。
まずは、転職活動を次の5つに分けて考えてみましょう。
1.求人を見る
最初にやることは、求人を見ることです。
ただし、最初から何十件も比較する必要はありません。
例えば、
- 通勤中に3件だけ見る
- 昼休みに2件だけ見る
- 気になる求人があれば保存する
この程度で十分です。
大切なのは、
求人を見ること自体を重い作業にしないことです。
「今日は30件見る」
と決めると負担になりますが、
「3件だけ見る」
なら始めやすくなります。
2.気になる求人を保存する
求人を見つけても、その場ですぐ応募する必要はありません。
まずは、
「少し気になる」
と思った求人を保存しておきましょう。
このとき、
- 給与
- 勤務地
- 仕事内容
- 休日
- 必要な経験
などを細かく比較しすぎる必要もありません。
まずは候補を残しておき、
時間があるときにまとめて確認します。
これだけでも、
毎回ゼロから求人を探す時間を減らせます。
3.応募書類を少しずつ直す
職務経歴書は、
「休日に2時間かけて完成させよう」
と考えると後回しになりやすくなります。
そこで、
今日は職務要約だけ。
明日は仕事内容だけ。
別の日に自己PRだけ。
というように、分けて作ります。
例えば15分あれば、
1つの項目だけ見直すことは可能です。
一度に完成させなくても、
少しずつ直していけば、数日後には形になります。
4.応募する
応募も、
毎日何社もする必要はありません。
自分の条件に合っていて、
「ここなら話を聞いてみたい」
と思える求人があれば応募します。
1週間に1〜2社でも構いません。
大切なのは、
応募数だけを増やすのではなく、
応募後にきちんと対応できる範囲で進めることです。
時間がないのに10社、20社と一気に応募すると、
面接調整や企業研究でさらに忙しくなってしまいます。
「1〜2社では少なすぎるのでは?」と不安になる方は、
40代の転職で何社くらい応募すればよいのかを別の記事で詳しくまとめています。
応募数を増やすべき人と、逆に応募先を絞ったほうがよい人の判断基準も紹介しています。
→ 40代の転職は何社応募すればいい?10社・20社でも決まらないときの見直し方
5.面接準備をする
面接準備も、
一度に全部覚えようとすると大変です。
まずは、
- 転職理由
- 志望動機
- 自己PR
この3つから整理しておけば十分です。
特に40代の場合、
これまでの経験を長く話しすぎてしまうこともあります。
そのため、
1つの回答を1〜2分程度で話せる形にしておく
だけでも、面接準備はかなり楽になります。
「40代になって、自己PRで何を話せばいいのか分からない」という場合は、
特別な実績を無理に探す必要はありません。
普段の仕事から経験や強みを見つけて自己PRへ変える方法は、
こちらの記事で具体例とともに解説しています。
→ 40代の転職で自己PRがない?普通の仕事を強みに変える書き方
「今日はどれをやるか」だけ決めればいい
この5つを見て、
「全部やらないといけない」
と思う必要はありません。
例えば今日は、
求人を見るだけ。
明日は、
職務経歴書を10分直すだけ。
週末は、
気になる求人を2社比較するだけ。
これで構いません。
在職中で時間がない40代に必要なのは、
長時間頑張ることではなく、作業を小さくすることです。
転職活動を細かく分けるだけで、
「時間がないから何もできない」
という状態から抜け出しやすくなります。
5.時間がない40代向け|平日15分+休日60分の転職スケジュール
「少しずつやればいい」と言われても、
具体的にいつ何をすればいいのか分からない人もいると思います。
そこで、
在職中で時間がない40代向けに、
平日15分+休日60分
を目安にした転職スケジュールを紹介します。
毎日必ずこの通りにやる必要はありません。
あくまで、
忙しい中でも転職活動を止めないための参考例
として使ってください。
月曜日|求人を3件だけ見る
週の始めから無理をする必要はありません。
転職サイトを開いて、
求人を3件だけ見ます。
気になる求人があれば保存します。
応募までしなくても構いません。
目安は10〜15分です。
火曜日|保存した求人を1件だけ確認する
月曜日に保存した求人の中から、
1件だけ詳しく見ます。
確認するのは、
- 仕事内容
- 年収
- 勤務地
- 休日
- 必要な経験
程度で十分です。
「応募候補」
「今回は見送る」
くらいに分けておきましょう。
水曜日|職務経歴書を15分だけ直す
水曜日は求人探しを休んで、
応募書類を少し進めます。
例えば、
- 職務要約を読み直す
- 仕事内容を1社分追加する
- 自己PRを1段落修正する
などです。
完成を目指さなくても大丈夫です。
15分でできるところまで
で終わらせます。
木曜日|1社だけ応募する
条件に合う求人があれば、
1社だけ応募します。
応募したい求人がなければ、
無理に応募する必要はありません。
その場合は、
求人を3件見るだけでも構いません。
重要なのは、
「木曜日だから絶対応募する」
ではなく、
応募できる状態を作っておくことです。
金曜日|何もしない
金曜日は、
転職活動を休む日にしても構いません。
仕事で疲れている状態で無理に求人を探しても、
判断力が落ちることがあります。
あえて、
転職活動をしない日を作る
ことも長く続けるコツです。
土曜日または日曜日|60分だけまとめて進める
休日は、
平日にできなかった作業をまとめます。
例えば、
最初の20分で求人を見る。
次の20分で応募書類を修正する。
最後の20分で面接対策をする。
これだけでも十分です。
休日を丸一日転職活動に使う必要はありません。
むしろ、
「今日は転職活動の日」
と考えてしまうと負担が大きくなります。
60分終わったら、その日は終了
くらいに決めたほうが続けやすくなります。
1週間で進めば十分
このスケジュールなら、
平日は合計1時間程度。
休日を合わせても、
1週間で2時間前後です。
それでも、
- 求人を見る
- 候補を保存する
- 書類を修正する
- 応募する
- 面接準備をする
まで進められます。
毎日1時間やろうとすると続かなくても、
1週間で2時間なら続けられる
という人は多いはずです。
40代の転職では、
短期間で一気に進めるよりも、
無理なく続けるほうが大切です。
6.求人を100件見る必要はない|40代は「探す条件」を3つに絞る
転職活動で意外と時間を取られるのが、
求人探しです。
転職サイトを開くと、
条件を少し変えるだけで大量の求人が表示されます。
「もっと良い求人があるかもしれない」
と思って見続けていると、
気づけば1時間経っていることもあります。
しかし、時間がない40代ほど、
求人を見る数を増やすより、
検索条件を先に決めること
が重要です。
条件1.絶対に譲れないもの
まず、
絶対に譲れない条件を決めます。
例えば、
- 年収400万円以上
- 自宅から通える範囲
- 土日休み
- 夜勤なし
- 転勤なし
などです。
ここは、
「できれば」
ではなく、
満たしていなければ応募しない条件
として考えます。
多くても2〜3個程度にしておきましょう。
条件2.できれば欲しいもの
次に、
あればうれしい条件を決めます。
例えば、
- 年収アップ
- 残業少なめ
- 年間休日120日以上
- リモート勤務可能
- 資格手当あり
などです。
この条件は、
すべて満たしていなくても応募候補にします。
絶対条件と分けて考えることで、
求人を絞り込みすぎるのを防げます。
条件3.妥協できるもの
最後に、
妥協できる条件を決めます。
例えば、
- 年収は現状維持でもよい
- 通勤時間は少し長くてもよい
- 業界は変わってもよい
- 役職が下がっても仕事内容を優先したい
などです。
40代の転職では、
すべてを完璧に満たす求人だけを探していると、
候補がほとんどなくなってしまうことがあります。
そこで、
何なら妥協できるか
を先に決めておくことが大切です。
求人を見る前に条件を紙やメモに書いておく
おすすめなのは、
転職サイトを開く前に、
次の3つを書いておくことです。
絶対に譲れない条件:3つ以内
できれば欲しい条件:3つ程度
妥協できる条件:2〜3つ
これだけでも、
求人を見る基準がかなりはっきりします。
条件に合わない求人をすぐに除外できるため、
1件ずつ悩む時間が減ります。
時間がない人ほど「求人を見る時間」を決める
求人探しには終わりがありません。
そのため、
「良い求人が見つかるまで見る」
ではなく、
15分だけ見る
と時間を決めましょう。
15分見て、
気になる求人がなければその日は終了です。
翌日また見れば問題ありません。
転職サイトを長時間見ることよりも、
条件に合う求人だけを効率よく見ること
のほうが重要です。
「求人がない」と感じたら条件を1つだけ広げる
条件を決めても、
「応募したい求人が全然ない」
ということもあります。
その場合は、
すべての条件を一気に変える必要はありません。
例えば、
勤務地を少し広げる。
年収条件を50万円下げてみる。
別の業界も見る。
このように、
1つだけ条件を広げて検索する
のがおすすめです。
何を変えた結果、求人が増えたのか分かりやすくなるからです。
40代の転職では、
求人件数を増やすことよりも、
自分が応募できる求人を見つけること
が重要です。
時間がないからこそ、
求人検索も「たくさん見る」から「絞って見る」に変えていきましょう。
次の章では、
在職中で平日に休みにくい人が、面接時間をどう確保すればいいのか
を具体的に解説します。
条件を少し広げても「応募したい求人が見つからない」という場合は、
探し方そのものを見直したほうがよいかもしれません。
40代で求人が見つからないときの原因と検索条件の立て直し方は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 40代で転職したいのに求人がない?仕事が見つからないときの探し方
7.面接する時間がない…在職中でも会社を辞めずに調整する方法
求人を探して応募できても、次に出てくるのが、
「面接の時間をどう確保するか」
という問題です。
在職中だと、平日の昼間は仕事があります。
しかも40代になると、
- 急に休みにくい
- 部下や後輩の対応がある
- 会議が多い
- 残業になることがある
- 有給休暇を取りづらい
といった事情もあるでしょう。
そのため、
「面接に行けないから、転職活動は無理なのでは?」
と感じる人もいます。
しかし、最初から会社を辞める必要はありません。
まずは、今の働き方の中で面接時間を作れないか考えてみましょう。
有給休暇や半休を使う
可能であれば、有給休暇や半休を使う方法があります。
面接1社のために丸一日休む必要はありません。
午前休を取って午前中に面接を入れる。
午後休を取って夕方に面接を入れる。
このようにすれば、休む時間を最小限にできます。
複数社の選考が進んでいる場合は、
できるだけ同じ日に面接をまとめる
のも1つの方法です。
例えば、
午前に1社、午後に1社。
という形にできれば、何度も休みを取る負担を減らせます。
オンライン面接が可能か確認する
企業によっては、オンライン面接に対応している場合があります。
オンラインなら、
移動時間を減らせる
という大きなメリットがあります。
対面面接だと、
会社を出る
↓
面接会場まで移動する
↓
面接を受ける
↓
帰宅する
という時間が必要です。
しかしオンラインなら、自宅などで受けられるため、
かなり時間を節約できます。
求人票にオンライン面接の記載がなくても、
日程調整の段階で確認してみる価値はあります。
始業前・昼休み・退勤後に対応できる企業もある
企業によっては、
- 朝
- 昼休み
- 夕方
- 退勤後
などに面接を設定してもらえる場合もあります。
もちろん、すべての企業が対応してくれるわけではありません。
ですが、
在職中なので平日日中の調整が難しい
と伝えることで、時間を相談できるケースもあります。
最初から、
「平日の昼間に面接できないから応募できない」
と諦める必要はありません。
面接の予定を入れすぎない
時間がない人ほど、
選考が進んだからといって面接を詰め込みすぎないことも大切です。
例えば、
1週間に4社、5社と面接を入れると、
企業研究や面接対策まで含めてかなり忙しくなります。
本業にも影響が出る可能性があります。
そのため、
自分がきちんと準備できる数に抑える
ことも重要です。
1週間に1〜2社でも問題ありません。
転職活動は、
多く受けることよりも、
自分に合う会社を見極めること
のほうが大切です。
面接時間が取れないからといって転職を諦めなくていい
在職中の転職では、
面接の時間調整が大変なのは当然です。
だからこそ、
有給休暇、半休、オンライン面接、退勤後など、
使える方法を組み合わせます。
最初から完璧なスケジュールを作る必要はありません。
応募先が決まってから、
その会社と相談しながら調整する
くらいで大丈夫です。
面接の時間を確保できても、何社か受けて結果が出ないと
「40代だから受からないのでは」と不安になることがあります。
何社受けても面接で落ちる場合に見直したい回答や振り返り方法は、
こちらの記事で詳しくまとめています。
→ 40代の転職で面接に受からない原因は?何社受けても落ちるときの改善方法
8.全部一人でやらない|時間がない40代ほど「求人探し」を外に任せる
ここまで読んで、
「やることを減らしても、やっぱり時間が足りない」
と感じる人もいるかもしれません。
実際、転職活動には想像以上に多くの作業があります。
求人を見るだけではありません。
例えば、
- 求人を探す
- 応募先を比較する
- 企業を調べる
- 履歴書を作る
- 職務経歴書を作る
- 応募する
- 面接日程を調整する
- 面接対策をする
などがあります。
在職中で仕事をしながら、
これを全部一人でやろうとすれば、
時間が足りなくなるのは当然です。
そこで考えたいのが、
「自分でやらなくてもいい作業はないか」
ということです。
求人探しを毎日自分でやる必要はない
転職サイトで求人を探していると、
似たような求人を何度も見ることがあります。
条件を変えながら検索しているうちに、
30分、1時間と時間を使ってしまうこともあります。
その割に、
応募したい求人が見つからない。
この状態はかなりもったいないです。
転職サービスによっては、
登録した経験や希望条件をもとに求人を紹介してもらえるものもあります。
そうすれば、
毎日ゼロから求人を探す時間を減らせます。
特に、
在職中で転職活動に使える時間が限られている人
にとっては大きなメリットです。
自分では気づかない求人が見つかることもある
40代になると、
「自分はこの仕事しかできない」
と考えてしまうことがあります。
しかし、
これまでの経験を別の業界や職種で活かせる場合もあります。
例えば、
製造業で身につけた、
- 品質管理
- 工程管理
- 後輩指導
- 改善活動
- 顧客対応
などの経験が、
別の求人で評価されることもあります。
自分一人で求人を探していると、
どうしても今までと同じ仕事ばかり見てしまいがちです。
第三者に相談することで、
自分では検索していなかった求人
が候補になる場合もあります。
面接日程の調整を任せられる場合もある
在職中の転職で面倒なのが、
企業との日程調整です。
仕事中にメールが来てもすぐには返信できません。
複数社の選考が進むと、
「この日は仕事」
「この日は別の面接」
とスケジュール管理も複雑になります。
転職エージェントなどを利用する場合は、
企業との面接日程を間に入って調整してもらえることがあります。
これも、
時間がない人にとっては負担を減らせるポイントです。
「転職を決める」のではなく「情報を集める」だけでもいい
転職サービスを利用すると、
必ず転職しなければならない。
そう思っている人もいるかもしれません。
しかし、
最初は求人情報を集める目的でも構いません。
例えば、
「自分の経験なら、どれくらいの求人があるのか」
「今より条件の良い会社はあるのか」
「40代でも応募できる求人はあるのか」
これを知るだけでも、
今後の判断材料になります。
今の会社を辞めるかどうかを決める前に、
外にはどんな選択肢があるのかを見る。
そこから始めれば十分です。
時間がない人ほど、
全部を一人で抱え込むのではなく、
使えるサービスは使いながら、転職活動そのものを軽くする
ことを考えてみてください。
ただし、40代では転職サービスへ登録しても、
希望どおり求人を紹介してもらえないことがあります。
1社に断られたり紹介できる求人がないと言われたりしても、
そこで転職活動を終わらせる必要はありません。
→ 40代で転職エージェントに断られたら?求人を紹介されないときの次の探し方
9.「時間がないから転職できない」で今の会社に残り続けなくていい
在職中で転職活動をしようとすると、
思っている以上に時間がありません。
仕事があります。
家庭の予定があります。
疲れて何もしたくない日もあります。
だから、
転職したい気持ちはあるのに、
何週間も求人を見るだけで終わっている人もいるでしょう。
しかし、
時間がないからといって、転職を諦める必要はありません。
必要なのは、
転職活動のために毎日何時間も確保することではありません。
まずは10分でできることから始める
今日、
転職活動に1時間使えなくても構いません。
10分あれば、
求人を1件見ることはできます。
気になる求人を1件保存することもできます。
職務経歴書を1段落だけ直すこともできます。
それだけでも、
昨日より転職活動は進んでいます。
転職活動は、
一度に大きく進めなくてもいいのです。
会社を辞めるかどうかは、求人を見てから決めても遅くない
「転職したい」
と思ったからといって、
すぐに会社を辞める必要はありません。
まずは、
今の自分に応募できる求人があるのか。
今より条件の良い会社があるのか。
これまでの経験がどこで評価されるのか。
そこから確認しても遅くありません。
求人を見た結果、
「今の会社でもう少し働こう」
という結論になるかもしれません。
逆に、
「思っていたより選択肢がある」
と分かるかもしれません。
大切なのは、
何も知らないまま「今の会社しかない」と決めつけないことです。
40代だからこそ「小さく動く」
40代の転職では、
仕事も家庭も全部止めて、
転職活動だけに集中するのは難しいでしょう。
だからこそ、
小さく進めます。
今日は求人を見る。
明日は職務経歴書を少し直す。
週末に1社応募する。
面接が決まったら、そのとき時間を調整する。
これで十分です。
毎日完璧にできなくても構いません。
重要なのは、
転職活動を完全に止めないことです。
時間がないなら「時間を増やす」より「やることを減らす」
この記事で紹介してきたように、
在職中で時間がない場合は、
無理に転職活動の時間を増やそうとしなくても大丈夫です。
- 転職活動を小さな作業に分ける
- 平日は15分だけ進める
- 求人検索の条件を絞る
- 面接時間を工夫する
- 自分でやらなくてもいいことは任せる
こうすれば、
仕事を続けながらでも転職活動を進めやすくなります。
「時間ができたら転職活動を始めよう」
ではなく、
「今の生活の中で、何ならできるか」
から考えてみてください。
40代だから遅い、と決めつける必要はありません。
今日できる小さな1つから始めれば、
転職活動は前に進みます。
まずは、
気になる求人を1件だけ見る。
そこから始めてみてください。

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