40代の転職は何社応募すればいい?平均応募数と落ち続けたときの見直し方
「40代の転職って、何社くらい応募すればいいんだろう?」
3社応募して全部不採用。
5社応募したけれど、なかなか面接まで進めない。
そんな状況になると、
「応募数が少なすぎるのかな……」
「40代なら10社、20社と応募しないと転職できない?」
「このまま落ち続けたらどうしよう」
と不安になってしまいますよね。
一方で、働きながら転職活動をしていると、
何十社もの求人を調べ、履歴書や職務経歴書を準備し、面接まで受けるのは簡単ではありません。
だからこそ大切なのは、ただ応募社数を増やすことではありません。
「何社応募したか」と「どこまで選考が進んだか」をセットで見ることです。
たとえば10社応募して一度も面接に進めない場合と、
5社応募して2社の面接に進んでいる場合では、見直すべきポイントがまったく違います。
40代の転職では、
何社応募するか → 結果を見る → 応募先や書類を修正する
という進め方が重要になります。
この記事では、
- 40代は何社くらい応募すればいいのか
- 平均応募社数はどのくらいなのか
- 1社ずつ応募するのと複数応募ではどちらがいいのか
- 何社落ちたら応募方法を見直すべきなのか
- 10社、20社応募しても決まらない場合に何を変えるべきなのか
まで順番に解説します。
「とにかく100社応募しよう」という話ではありません。
今の応募数が少ないのか、それとも応募数以外を見直すべきなのか。
自分の転職活動を判断できる基準を一緒に整理していきましょう。

1.40代の転職は何社応募すればいい?まず知っておきたい目安
「結局、40代なら何社くらい応募すればいいの?」
一番気になるのは、この部分ではないでしょうか。
先に結論からいうと、
「○社応募すれば転職できる」という決まった数字はありません。
ただし、1〜2社だけ応募して結果を待つよりも、
ある程度複数の求人へ応募しながら、
自分がどの程度選考を通過できているのかを確認した方が転職活動は進めやすくなります。
最初から応募社数だけを決めるのではなく、
まずは無理のない範囲で複数社へ応募し、
5〜10社程度の結果が集まった段階で、
- 書類選考に通っているか
- 面接まで進めているか
- どのような求人で反応がよいか
を確認してみるとよいでしょう。
大切なのは、10社という数字そのものではありません。
応募した後の結果を見ることです。
40代は「応募数」だけで判断しない
たとえば、同じ10社応募した場合でも、
Aさん
10社応募
↓
書類通過0社
Bさん
10社応募
↓
書類通過4社
↓
面接2社
では、転職活動の状況がまったく違います。
Aさんの場合は、さらに20社、30社と同じ方法で応募するより、
「応募する求人が自分の経験と合っているか」
「職務経歴書で強みを伝えられているか」
を見直した方がよい可能性があります。
一方、Bさんのように書類選考を通過しているなら、
応募先の方向性は大きくズレていないと考えられます。
つまり40代の転職では、
何社応募したかではなく、何社応募して、どこまで進めたか
を見ることが重要です。
経験職と未経験職でも必要な応募数は変わる
応募する求人によっても結果は変わります。
たとえば、
- これまでと同じ職種
- 経験を応用できる職種
- 完全未経験の職種
では、企業から見た評価ポイントが違います。
20年間製造業で働いてきた人が、
経験を活かせる製造業の求人へ応募する場合と、
まったく経験のない職種へ応募する場合を同じように考えることはできません。
完全未経験の求人ばかり受けているのであれば、
応募数を増やしても思うように書類選考を通過できないことがあります。
逆に、自分の経験と求人内容が合っていれば、
少ない応募数でも面接へ進める可能性があります。
そのため、
「40代だから何社受ければいいか」
だけではなく、
「自分の経験なら、どの求人へ応募するのがよいか」
まで考える必要があります。
2.「5社応募して全滅」は多い?少ない?応募数より見るべき数字
5社応募して、すべて不採用。
そんな結果になると、
「40代だから転職は厳しいのかな……」
と不安になるかもしれません。
しかし、5社落ちただけで「転職できない」と判断する必要はありません。
求人との相性、応募のタイミング、
募集人数などによっても結果は変わるからです。
ここで重要なのは、
「5社落ちた」
という結果だけを見ることではありません。
どの段階で落ちているのかを確認してください。
まずは「応募→書類→面接→内定」のどこで止まっているかを見る
転職活動は、大きく分けると次のように進みます。
応募
↓
書類選考
↓
面接
↓
内定
自分がどこで止まっているのかによって、
見直すポイントが変わります。
書類選考で落ち続けている場合
5〜10社程度応募して、一度も面接に進めていない。
この場合は、単純に応募数を増やす前に、
- 応募求人と自分の経験が合っているか
- 職務経歴書が分かりにくくないか
- 40代までに積んだ経験を具体的に書けているか
- 応募条件から大きく外れていないか
を確認してみましょう。
特に40代の場合、
「長く働いてきた」
というだけでは、企業側に強みが伝わりません。
たとえば、
「製造業で20年間勤務」
だけではなく、
「○○の加工を担当し、新人教育も経験した」
「品質改善によって不良削減に取り組んだ」
というように、経験を具体化することが重要です。
面接までは進めるのに内定が出ない場合
一方で、
10社応募
↓
4社書類通過
↓
3社面接
↓
内定0社
という状態なら、応募する求人そのものより、
面接での伝え方を見直す必要があるかもしれません。
たとえば、
- 転職理由がネガティブになっている
- 志望動機がどの会社でも同じ
- 「前職では○○していました」だけで終わっている
- 入社後どう貢献できるか伝えられていない
といった部分です。
つまり、
書類で落ちるなら応募先や書類を確認する。
面接で落ちるなら伝え方を確認する。
というように分けて考えると、何を改善すればよいのかが見えやすくなります。
5社落ちたら「あと50社応募しよう」と考えなくていい
転職活動がうまくいかないと、
「応募数が足りない」
と思いがちです。
もちろん、応募数が1〜2社だけであれば、
もう少し候補を広げてもよいでしょう。
しかし、
5社
↓
10社
↓
20社
と増やしても一度も面接に進めないのであれば、
応募数だけが問題とは限りません。
同じ方法で50社応募するより、
10社応募した時点で一度立ち止まり、結果を確認する。
この方が40代の転職では重要です。
不採用の数だけを数えるのではなく、
「どんな会社には通ったのか」
「どの段階で落ちているのか」
を見るようにしてみてください。
3.40代は1社ずつ応募するより複数社へ同時応募した方がいい?
「第一志望の会社へ応募して、結果が出てから次へ応募した方がいいのでは?」
真面目に転職活動をする人ほど、こう考えることがあります。
しかし、40代の転職では、
1社ずつ結果を待つより複数社へ並行して応募した方が進めやすい場合があります。
理由は、1社の選考だけでも結果が出るまでに時間がかかることがあるからです。
1社応募する
↓
書類選考を待つ
↓
不採用
↓
次の1社へ応募
という進め方を繰り返していると、
転職活動が長期化する可能性があります。
すべての会社を「第一志望」にする必要はない
複数応募というと、
「興味のない会社まで大量に受けるの?」
と思うかもしれません。
そうではありません。
応募先を、
第一志望
条件が合えば転職したい会社
話を聞いてから判断したい会社
くらいに分けて考えてもよいでしょう。
求人票だけでは分からないこともあります。
実際に面接で仕事内容を聞いた結果、
「思っていたより自分に合っている」
と感じることもあれば、
反対に、
「求人票では良さそうだったけれど、自分には合わなそうだ」
と感じることもあります。
最初から1社だけに絞り込む必要はありません。
働きながらなら応募しすぎにも注意する
ただし、複数応募した方がよいからといって、
一気に20社、30社へ応募すればよいわけではありません。
働きながら転職活動をしている場合、
- 求人を調べる
- 応募書類を作る
- 面接日程を調整する
- 企業研究をする
- 面接対策をする
といった作業を仕事の合間に行う必要があります。
一度に大量応募すると、
「どの会社に何を書いたか分からない」
「面接準備ができない」
「とりあえず応募した会社ばかりになる」
という状態にもなりかねません。
最初は無理のない範囲で複数社へ応募し、
結果を見ながら追加していく方法がおすすめです。
たとえば、
5社程度応募する
↓
書類選考の結果を見る
↓
通過状況を確認する
↓
次の5社を検討する
という進め方です。
これなら仕事を続けながらでも、応募の質を落としにくくなります。
「第一志望が落ちたら次を探す」より選択肢を残しておく
転職活動では、思っていた会社に落ちることもあれば、
それほど期待していなかった会社の面接で魅力を感じることもあります。
そのため、
1社にすべてをかける
より、
いくつかの選択肢を残しながら比較する
方が、冷静に転職先を判断しやすくなります。
40代の転職では、
「早く今の会社を辞めたい」
という気持ちから、最初に内定をもらった会社へすぐ決めたくなることもあるでしょう。
しかし、焦って転職して、
「思っていた会社と違った」
となってしまっては意味がありません。
複数の求人を見ることには、内定を増やすだけでなく、
自分に合う会社の条件を整理できるメリットもあります。
次の章では、
「10社応募しても面接に進めない場合、さらに応募数を増やす前に何を見直せばいいのか」
について具体的に見ていきます。
4.10社応募して面接ゼロなら「応募数を増やす前」に見直したい3つのこと
10社応募して、面接に一度も進めない。
そんな状況になると、
「もっと応募数を増やした方がいいのかな」
と考えてしまいますよね。
もちろん、10社という数字だけで転職活動が
うまくいっていないと決めつける必要はありません。
しかし、10社程度応募して書類選考を一度も通過していないのであれば、
さらに20社、30社と同じ方法で応募する前に、
一度やり方を見直す価値があります。
特に確認したいのは、次の3つです。
① 応募している求人が自分の経験と合っているか
まず見直したいのが、応募先です。
求人票を見て、
「自分でも応募できそう」
と思った会社へ応募していても、企業側から見ると、
「今回求めている経験とは少し違う」
と判断されることがあります。
ここで注意したいのが、
「応募条件を満たしている」と「採用されやすい」は同じではない
ということです。
たとえば、
- 必須条件は満たしている
- 年齢制限は書かれていない
- 未経験可と書いてある
という求人でも、実際には同じ業界や職種の経験者が多く応募している場合があります。
40代の転職では、これまでの経験を評価してもらえる求人を選ぶことが重要です。
求人を見るときは、
「応募できるか」
だけではなく、
「この会社で自分の経験をどう使えるか」
まで考えてみてください。
② 職務経歴書が「仕事内容の説明」だけになっていないか
次に見直したいのが、職務経歴書です。
40代になると職歴が長くなるため、
「これまでやってきた仕事を全部書かないと」
と考えがちです。
しかし、仕事内容を並べるだけでは、
採用担当者に強みが伝わりにくいことがあります。
たとえば、
「製造現場で機械加工を担当していました」
だけでは、どの程度の経験があるのか分かりません。
できれば、
- どのような業務を担当したか
- 何年経験したか
- どのような役割を任されていたか
- 改善したことはあるか
- 後輩指導やリーダー経験はあるか
まで具体的に書いてみましょう。
40代の職務経歴書で重要なのは、
「何をしてきたか」だけではなく、「その経験を転職先でどう活かせるか」
が分かることです。
「自分にはアピールできるような強みがない」と感じている方は、
応募数を増やす前に一度これまでの経験を整理してみてください。
40代では、自分では当たり前だと思っている経験が、
転職先では評価されることがあります。
→ 40代の転職で「強みがない」と感じたときの見つけ方はこちら
③ どの会社にも同じ自己PRを使っていないか
応募数が増えると、どうしても同じ履歴書や職務経歴書を使い回したくなります。
もちろん、毎回すべてを書き直す必要はありません。
しかし、どの会社にもまったく同じ自己PRを送っていると、
求人とのズレが起きやすくなります。
たとえば、
「コミュニケーション能力があります」
だけではなく、
営業職なら、
「顧客との調整経験」
製造職なら、
「現場での連携や改善経験」
管理職なら、
「新人教育やチーム管理」
というように、応募先によって強調する経験を少し変えた方が伝わりやすくなります。
10社面接ゼロなら「数」ではなく「ズレ」を確認する
10社応募して面接ゼロだったとしても、
「40代だから無理」
と決めつける必要はありません。
むしろ、
- 求人選び
- 職務経歴書
- 自己PR
のどこかにズレがないかを確認するタイミングです。
同じ状態のまま30社応募するより、
一度修正してから次の5社へ応募した方が、
結果が変わる可能性があります。
5.40代で応募しても通らない求人・通りやすい求人の違い
40代の転職では、
「とにかく求人をたくさん見る」
ことも大切ですが、それ以上に、
どんな求人に応募するか
が重要です。
同じ10社に応募しても、自分の経験と合っている求人なのか、
完全未経験の求人なのかによって結果は変わります。
ここでは、応募先を3つに分けて考えてみます。
① これまでと同じ職種・業界
最も経験を説明しやすいのが、これまでと同じ職種や業界です。
たとえば、
製造業で機械加工をしてきた人が、
別の製造会社で機械加工職へ応募する。
経理経験者が、別会社の経理職へ応募する。
営業経験者が、同じ業界の営業職へ応募する。
このような転職では、
- 業界知識
- 実務経験
- 専門スキル
- 仕事の進め方
をそのまま評価してもらいやすくなります。
40代では、これまで積み上げてきた経験そのものが強みになります。
そのため、
まずは「今までの経験をそのまま使える求人」がないか確認する
のがおすすめです。
② 経験の一部を活かせる職種
次に考えたいのが、これまでの経験を応用できる求人です。
たとえば、
現場作業
↓
品質管理
営業
↓
営業管理・顧客サポート
飲食店の店長
↓
店舗運営・スーパーバイザー
というように、職種は変わっても経験の一部を使えるケースです。
完全に同じ仕事ではありませんが、
「前職の○○という経験が、この仕事でも活かせる」
と説明できれば、応募先を広げやすくなります。
40代で未経験職へ挑戦したい場合も、まずはこの
「経験を少しずらして使える仕事」
から探してみるとよいでしょう。
③ 完全未経験の職種
最も難しくなりやすいのが、これまでの経験とほとんど接点がない仕事です。
たとえば、
長年製造業で働いてきた人が、実務経験のない専門職へ応募する場合です。
もちろん、40代から未経験職へ転職できないという意味ではありません。
ただし、企業側からすると、
「なぜこの仕事を選んだのか」
「これまでの経験をどう活かせるのか」
「未経験でも仕事を覚えられる根拠は何か」
をより慎重に確認することがあります。
そのため、完全未経験求人ばかりへ応募して書類落ちが続いているのであれば、
応募数だけを増やすのではなく、経験を活かせる求人も混ぜる
ことを考えてみてください。
特に40代から未経験分野へ転職したい場合は、
「未経験だから無理」と考えるだけではなく、
これまでの仕事で身につけた経験を新しい職種へどうつなげられるかが重要です。
IT業界への転職を検討している方は、
40代未経験から狙える仕事や準備方法も確認してみてください。
→ 40代未経験からITエンジニアへ転職するための考え方はこちら
「未経験OK」だけで判断しない
求人票に、
「未経験歓迎」
「未経験OK」
と書かれていると、
「自分にもチャンスがある」
と思いますよね。
もちろん応募すること自体は問題ありません。
ただし、未経験歓迎の求人には、
20代や30代を含め多くの応募者が集まる場合もあります。
その中で40代が選ばれるためには、
年齢ではなく、
「これまでの経験が、この会社でどう役立つか」
を具体的に伝えることが重要です。
求人を3つに分けて応募してみる
応募先に迷ったら、
- 経験をそのまま活かせる求人
- 経験を応用できる求人
- 完全未経験の求人
の3つに分けてみてください。
完全未経験求人だけに偏っているなら、
経験職も追加する。
経験職ばかりで選択肢が少ないなら、
経験を応用できる求人まで広げる。
このように調整すると、
ただ応募数を増やすよりも転職活動の方向性を整理しやすくなります。
6.20社・30社応募しても決まらない40代が確認したいチェックリスト
「もう20社以上応募したのに決まらない」
「30社近く受けたけれど、まだ内定が出ない」
ここまで転職活動が続くと、
「自分を採用してくれる会社はないのでは」
と不安になってしまうかもしれません。
しかし、応募社数が増えたときこそ、
さらに応募数を増やす前に、転職活動全体を一度整理してみてください。
以下の項目をチェックしてみましょう。
□ 応募条件を広げすぎていないか
応募数を増やすことを優先するあまり、
「とりあえず応募できる会社」
ばかり選んでいないでしょうか。
職種、業界、仕事内容がバラバラになると、
自分の強みも伝えにくくなります。
応募数ではなく、
自分の経験と接点があるか
を基準にしてみてください。
□ 反対に希望条件を絞りすぎていないか
一方で、
- 年収は絶対に下げたくない
- 勤務地はこの地域だけ
- 土日祝休み必須
- 残業ゼロ
- 管理職のみ
- 大手企業のみ
というように条件を絞りすぎると、
応募できる求人そのものが少なくなります。
もちろん、譲れない条件を無理に捨てる必要はありません。
ただし、
「絶対に必要な条件」と「できれば欲しい条件」
を分けるだけでも、求人の選択肢が広がることがあります。
応募条件を見直してもなかなか書類選考を通過できない場合は、
応募数以外に原因がある可能性もあります。
求人の選び方、職務経歴書、
40代ならではの強みの伝え方を一度まとめて確認してみましょう。
→ 40代で転職に応募しても受からない原因と改善方法はこちら
□ 完全未経験の求人に偏っていないか
40代から新しい仕事に挑戦したいという気持ちは自然です。
しかし、応募先のほとんどが完全未経験職になっている場合は、
一度見直してみてもよいでしょう。
これまでの経験を使える求人と組み合わせることで、
「転職できる可能性を残しながら、新しい仕事も探す」
という進め方ができます。
□ 職務経歴書が求人ごとに調整されているか
30社応募する場合でも、
同じ職務経歴書をそのまま30社へ送ればよいとは限りません。
求人によって、
求めている経験や人物像は異なります。
応募先に合わせて、
- 強調する経験
- 自己PR
- 志望動機
を調整できているか確認してみてください。
□ 実績を具体的に書いているか
40代では職歴が長い分、
「いろいろ経験してきた」
という表現だけでは強みが伝わりません。
たとえば、
「新人教育を担当」
だけではなく、
「新人○名の教育を担当」
「品質改善に取り組んだ」
だけではなく、
「作業手順を見直し、不良削減に取り組んだ」
というように具体化します。
数字を出せるものは数字を使い、
難しい場合は役割や行動を具体的に書くと伝わりやすくなります。
□ 面接で退職理由ばかり話していないか
転職したい理由が、
- 上司と合わない
- 給料が低い
- 会社に将来性がない
- 仕事がつらい
だったとしても、そのまま面接で話すとネガティブな印象につながる場合があります。
大切なのは、
「今の会社が嫌だから辞めたい」
だけで終わらせず、
「次の会社で何をしたいのか」
まで説明することです。
□ 年齢だけを原因にしていないか
不採用が続くと、
「やっぱり40代だからだ」
と思ってしまうことがあります。
実際には、採用結果は、
- 経験
- 募集ポジション
- 応募者との比較
- 給与条件
- 求めるスキル
など、さまざまな要素で決まります。
年齢だけを原因と決めつけてしまうと、
本当に見直すべきポイントを見逃してしまいます。
20社・30社落ちたら「転職できない」のではなく作戦を変える
応募数が増えても結果が出ないときは、
「自分には価値がない」
と考える必要はありません。
必要なのは、
同じ方法を続けるのではなく、どこで止まっているのかを確認することです。
書類選考で止まっているなら、
応募求人と職務経歴書。
面接で止まっているなら、
転職理由や自己PR、志望動機。
応募できる会社自体が少ないなら、
希望条件や職種の広げ方。
このように分けて考えると、次に改善するポイントが見えてきます。
そして、
「自分ではどこがズレているのか分からない」
という場合は、一人で何十社も応募し続ける必要はありません。
次の章では、
応募数を増やした方がよい人と、いったん応募を止めて応募先を見直した方がよい人の違い
について整理していきます。
7.応募数を増やすべき人・いったん応募先を絞り直すべき人
ここまで読んで、
「結局、自分はもっと応募した方がいいの?」
「それとも一度止まって見直した方がいい?」
と感じているかもしれません。
判断するときは、応募社数だけではなく、
これまでの選考結果を見てください。
応募数を少し増やしてよい人
次のような状態なら、応募先を大きく変えるよりも、
候補を少しずつ増やしていく方法が考えられます。
- まだ応募数が1〜3社程度
- 書類選考にはある程度通っている
- 面接にも進めている
- 自分の経験と近い求人へ応募している
- 希望条件に合う求人がまだ残っている
たとえば、
5社応募
↓
2社書類通過
↓
1社面接
という状態なら、少なくとも応募先や職務経歴書が大きくズレているとは限りません。
この場合は、
「全部ダメだった」
と考えるより、
似た条件の求人を追加で探す
方がよいでしょう。
いったん応募先を絞り直した方がよい人
反対に、次のような状態なら、一度応募数を増やすのを止めて見直してみてください。
- 10社以上応募して面接ゼロ
- 完全未経験職ばかり応募している
- 応募する職種や業界がバラバラ
- どの会社にも同じ職務経歴書を送っている
- 「応募できそう」という理由だけで求人を選んでいる
- 自分の強みをうまく説明できない
- 20社、30社と応募しても結果がほとんど変わらない
この状態でさらに応募数だけを増やしても、
同じ結果が続く可能性があります。
大切なのは、
「何社受ければいいか」から
「どんな会社なら自分の経験が評価されるか」へ考え方を変えることです。
迷ったら「どこで止まっているか」で判断する
簡単に整理すると、
応募数が少ない
→候補を少し増やす
書類選考で止まっている
→求人選び・職務経歴書を見直す
面接で止まっている
→志望動機・転職理由・自己PRを見直す
応募できる求人そのものが少ない
→条件や職種の広げ方を考える
という流れになります。
「40代だからもっとたくさん応募しなければ」
と焦る必要はありません。
応募数は、あくまで転職活動の一部です。
8.一人で何十社も応募する前に|40代こそ求人選びを第三者に見てもらう
転職活動を続けていると、
「自分では何が悪いのか分からない」
という状態になることがあります。
特に20社、30社と応募しているのに結果が変わらない場合、
一人でさらに応募を続けるより、第三者に見てもらうのも一つの方法です。
自分では「応募できる求人」と「相性のよい求人」の違いが分かりにくい
求人票を見れば、
「応募条件を満たしているか」
はある程度判断できます。
しかし、
「自分の経験なら、どの求人で評価されやすいのか」
まで自分だけで判断するのは簡単ではありません。
たとえば本人は、
「未経験だから難しい」
と思っていても、
これまでの経験を少し別の職種へ応用できるケースがあります。
逆に、
「経験があるから大丈夫」
と思っていても、企業が求めている経験とは少しズレている場合もあります。
第三者に見てもらうポイントは「求人」だけではない
転職サービスなどを利用する場合は、求人紹介だけを目的にする必要はありません。
たとえば、
- 自分の経験ならどんな求人を狙えるか
- 職務経歴書で弱い部分はどこか
- 強みとして使える経験は何か
- 希望年収は現実的か
- 未経験職へ広げるならどの方向がよいか
といった部分を整理するために使う方法もあります。
特に40代の場合、
これまでの職歴が長い分、
自分では当たり前だと思っている経験が強みになることがあります。
反対に、長く経験してきた仕事でも、
応募先によっては強調しなくてよい部分もあります。
「30社応募する前」に一度方向性を確認してみる
たとえば、
10社応募
↓
面接ゼロ
↓
さらに20社追加
と進む前に、
一度、
「応募求人は合っているか」
「書類の見せ方はこれでよいか」
を確認するだけでも、次の応募方法を変えられる可能性があります。
転職サービスを利用したからといって、
必ずそのサービス経由で転職先を決める必要はありません。
自分の市場価値や求人との相性を確認するために使う
という考え方でもよいでしょう。
一人で何十社も応募して疲れてしまう前に、
第三者から見た自分の強みや応募先の方向性を確認してみる。
それも40代の転職活動を進める一つの方法です。
今の仕事とは違う業界へ移りたい方は、
「何社応募するか」だけでなく、
これまでの経験を次の仕事でどう活かすかも重要です。
特に飲食業から別業界への転職を考えている方は、
40代で評価されやすい経験や転職先の選び方も確認してみてください。
9.40代の転職は「何社応募したか」より「応募後に何を変えたか」が大切
「40代の転職では何社応募すればいいのか?」
この記事では、この疑問から転職活動の進め方を整理してきました。
最後に大切なポイントをまとめます。
- 40代でも複数社へ応募するのは珍しいことではない
- 1〜2社落ちただけで転職できないと判断しない
- まずは複数社へ応募して選考結果を見る
- 5〜10社程度応募したら、どこで止まっているかを確認する
- 書類選考で落ち続けるなら求人選びや職務経歴書を見直す
- 面接で落ち続けるなら転職理由や自己PRを見直す
- 完全未経験求人だけに偏らず経験を活かせる求人も探す
- 20社、30社と同じ方法で応募し続けない
- 自分で判断できない場合は第三者に見てもらう方法もある
応募数はもちろん大切です。
応募しなければ、選考も始まりません。
しかし、
「何社応募したら転職できるか」だけを追い続けると、
本当に改善すべきポイントを見失ってしまいます。
10社応募してダメだったなら、
次の10社へ進む前に、
「なぜ通らなかったのか」
を一度考える。
職務経歴書を少し変える。
応募する業界を見直す。
自分の経験を活かせる求人を探してみる。
こうした小さな修正を繰り返す方が、
ただ応募数を増やすよりも転職活動を前に進めやすくなります。
40代には、これまで働いてきた中で積み上げた経験があります。
その経験を、
「何年働いたか」
だけではなく、
「次の会社でどう活かせるか」
まで整理してみてください。
そして、
「あと何社応募すればいいんだろう」
と不安になったときは、
応募数だけを見るのではなく、
「次の1社で通過する可能性を上げるために、今何を変えられるか」
を考えてみてください。
それが、40代の転職活動を前へ進める一番大切な考え方です。

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